看護師の悩み
3月を迎えそろそろ卒業シーズンに突入するころ、若者たちが新社会人となって社会の荒波に向かって巣立っていく姿がよく見られます。
そんな中、毎年5月病と呼ばれるように、早くも学生時代とのギャップの大きさから、うつ病に似た症状で「適応生涯」として診断される方が多くいます。
特に近年は第二新卒などと呼ばれる様に、社会にでてから環境に適応できずに、別の就職先を目差す若者が増えております。
しかし、現在の社会では一旦新卒として社会に出た労働者が、職業先を変えてもあまりいい結果は望めません。
新人の看護師の中にも、職場での環境に適応できずに転職を考える方が多くいますが、現在、看護師が転職を可能としているのは極端な人材不足のせいで、人材不足が影響してあまり働きやすい現場は存在しておらず、職を変えて成功する例は少ないようです。また看護師の悩みの多くは、不規則な勤務体系や仕事の忙しさなどを理由にしていますが、最終的に突き詰めて原因を追究すると、仕事への不満より人間関係の方に大きな問題があるようです。
新人看護師の多くには学校で習ってきたことと実態とのギャップに悩みを抱える声が多くあがっています。
看護師でなくとも、今の社会は資格で目指す基本精神や基本行動と現場の実態とが大きくかけはなれているため、実際に現場に就いても、自分の理想とする行動はなかなかとれないのが現実です。
仮に自分だけが基本に忠実で、マニュアル通りの行動をとろうと考えても、傍から見ればその行動は集団を乱す邪魔な行動で目の敵にされることは間違いありません。
そういう実態から、仕事に対するやる気がなくなり、いつのまにか間違った行動に馴染んでしまいがちなのが今の悲しい現状です。