好条件の看護師求人
最近のWEB上では、看護師の求人情報がバナーなどの広告としてとても多く掲載されています。
また先日街角で見かけた車には、看護師の募集が大きく書かれた求人広告がされており、バスなどの中刷り広告を見ても、やたらと看護師の求人ばかりが目だっていました。
しかし、これらの求人情報を目にしても、一般の社会人が看護師へ転職するケースはほとんどありません。理由として、看護師の受験資格自体に働きながら資格を目指す道が引かれていないことが挙げられます。
その為、現在の看護師の求人状況は、現在看護師として働く人材の引き抜き合戦が繰り広げられており、その限られた人材の中での人材確保が現在の看護師の雇用体系を好条件にしています。
しかし、これから本格的に高齢化が進む社会の中で、現在のような限られた人材の中での引き抜き合戦を行っていては、大学病院など大きな病院に大きく人材が偏ってしまい、一般の個人医院や養護施設などの人材確保が困難になるのではと懸念されています。
恵まれた求人条件が当たり前である最近の看護師の傾向として、転職する側の要望はどんどんシビアになっており、夜勤が発生しない病院勤務を希望する声が多いようです。
その為、夜勤を専門とする人材派遣やアルバイトなどでは、日給で3万円以上の高額を条件とした募集が多くあり、日本の社会保障費は益々膨らんでいく。
今後、看護師の資格試験の条件を一般に開放しない限り、現況の人材不足は解消されない上、競争のない求人雇用は、医療関係者の労働費を膨らませるだけで、真の医療は望めないと思います。